2015年12月27日日曜日

18日目 その4~縦横無尽のナルガクルガ戦

ナルガクルガというモンスターのことは、先輩ハンターである後輩から話を聞いていた。
とてもすばしっこく、手ごわいが、戦っていて面白い相手である、という。

リオレイア戦ですっかり調子に乗ったので、続けてナルガクルガにも挑もう、と決めた。

★4クエスト「紅煌流星」
例によって準備をして渓流に向かって、そして。

また食事を忘れた……。

契約金をちょいちょい無駄にしてしまう新米ハンターである。

村に戻り、食事をとって再出発。
渓流に入ると、奴はいた。

迅竜ナルガクルガ。
翼もあるし竜と名がついているが、どちらかというとヤマネコのような印象を受ける。すばしっこさといい。

戦闘が始まる。
雷属性が大弱点ということもあって、おおむね押せ押せムード。
しかし、途中で明らかに速度が変わった。目が赤く光り、その素早さによって赤い残像が残る。
怒り状態のようなものだろうか。このときの攻撃に巻き込まれると一気にHPを半分以上持っていかれる。
目が赤く光った時は、逃げに徹することにした。強走薬を飲んでいると鬼人化して攻撃したくなるが、まともに相手をしていられる状態ではない。
とにかく逃げまくり、目の光が元に戻ったら攻撃に転じる。それを繰り返し、

捕獲に成功した。
フルージェントダガーは優秀だ。ナルガクルガ相手にも麻痺を入れることができた。おかげで辛くも勝利できた。
ハンターたるもの、功を急いてはいけない。じっくりと相手を見定めて、自分のペースに持っていくことが大事だということを学んだ。

このあと、ナルガクルガ討伐の2つ目のクエストにも挑戦し、こちらでも捕獲することができた。
クエスト名は「疾風の迅竜」
あれ、もしかしてこっちのほうを先に受けるべきだったのだろうか。
最初にクエスト一覧を見たときに見逃していたのか。

そして、ナルガクルガとの戦い、確かに面白い。
怒りモードになった時に、尻尾が異様なほど伸びてきて、考えられない位置からの攻撃に当たってしまう。
でも、それを見越して、尻尾攻撃をジャンプ回避できたときの興奮。
モンスターを手玉に取る熟練ハンターの気持ちが少しだけ分かる気がした。